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6年生祈健闘/表彰/李選手/夏休み生活展(53)

(1月31日校長発)

<6年生の健闘を祈ります>

いよいよ明日2月1日から6年生は中学入試です。

泣いても笑っても、あと数日でどの中学に進学するかがきまります。

心を落ち着けて臨みましょう。

そうはいってもきっと緊張すると思います。

問題用紙を開いたとたん、「わあ、難しいなあ」と思うことがあるかもしれません。

そういうとき、考え方としてとても大事なことがあります。

それは、その会場にいる受験生の90%以上は、同じように緊張したり難しいと思ったりしているということです。どきどきしているはずなのです。難しいとおもって混乱しているはずなのです。そのことが想像できれば、気持ちはすーっと落ち着いてくるはずです。

同じ中学校を受ける受験生の8割9割、すなはちほとんどの人は同じぐらいの学力の持ち主ですから、自分一人だけが焦っているわけではないことをしっかり肝に銘じましょう。

だから、受験や勝負事はあきらめてはいけないのです。

勝利の女神はあきらめない人にほほえむというのは、そういうことです。

6年生の健闘を祈ります。栄冠は必ずやあなたの手に。 

(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)

【表彰式@競書会・書道展】

全校朝会で2件について表彰を行いました。

↓ 競書会において金銀銅賞に入選した児童たちを表彰しました。代表して6年生に賞状を渡しました。 

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↓ つづけて校外における書道展入選の表彰です。二人表彰したのですが、なぜか一人しかカメラに写っておりませんでした。ごめんなさい。

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【全校朝会のお話】

↓ 渡辺先生より、「最近、バスマナーが悪い人を見かけます」というお話がありました。

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 「バス停で待っているときに、並んでいる人がいるのに、友達の顔を見つけると平気でその子のところに割り込む子供がいるそうです。渡辺先生もなんどか見かけ、「あなたたちの中に、あっ自分も割り込んだことがあると思い当たる人がいるでしょう。都市大小学校の子供はそんなことをするような子ではないはずです。反省して絶対にしないようにしてください」というお話でした。

↓ つづけて児童会長のお話。インフルエンザの流行がとまらないので、うがい手洗い、マスク着用をしっかり守りましょうという呼びかけでした。

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 これはお話とは関係ありませんが、児童会長のM君の住まいの近くは今朝がた氷点下5度だったそうです。私の家はマイナス1度だったよと話したら、「うちは・・・」といって教えてくれました。

 私は自宅のマイナス1度にたまげたのですが、いやあマイナス5度なんて聞いただけで凍えて(こごえてしまいますね。

【校長の話】

 きょうは、表彰式もあるため、短くきりつめなければならないので、すこしあわてたのですが、大要、つぎのようなお話をしました。

 昨日、私は上野の杜(もり)の東京文化会館にバレエを見に行きました。

 私にバレエ鑑賞は柄にもないことと思われる方が多いでしょうが、光栄なことに一流バレリーナと並んで本校児童が出演するバレエ公演であれば、「それはそれは、校長、ぜひともご覧なさい」とおっしゃるでしょう←・・・児童にはこんなことは言っていませんよ(笑)。

 きのうのバレエ公演は東京都芸術文化祭への出品作ですから、そこに本校5年生が選抜出演したのです。小学生はわずか4名の栄誉。素晴らしいことです。

 本校児童は本当に素晴らしい人の集まりといえます。ほかにも紹介すれば、いま、これまた選ばれてテニスのフランス遠征に行っている4年生もいます。こちらもすごいですね。

 受け持ちの先生は、いっぽうでは勉強がはかどっているかどうかも気にかかったりされているようですが、それでも、親心とおなじで大変喜んで激励しています。

 ところで、土曜日は、アジア大会でサッカーの日本代表チームが優勝しましたね。

 決勝のゴールをたたきこんだ選手を聞いたら、みんな、「李選手」と元気よく答えてくれました。李選手、一躍英雄に、有名になりました。

 李選手はどこの国の人と尋ねると、みんな、「韓国です」と答えます。確かにそうですね。でも、日本代表選手として出られたからには日本人ですね。4年前まで韓国籍で今は日本国籍なので日本人なわけです。国籍を変えることを「帰化する」ということを教えました。

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国というものができあがって、国籍ということが問題になるようになってから、所属する国を変わる(日本語では「帰化する」)ということが起きたわけですね。

 アフリカ大陸で人類が誕生し全世界に広がったことを考えれば、大陸のはずれに島として位置している日本は、はるか遠い昔にみんな大陸や南北の島々から渡ってきたのであって、そういう意味では、私たちの血にも大陸の血がながれているかもしれない。日本という国はそうやってできているわけです。

 それを大昔から束ねてこられたのが天皇陛下でいらっしゃる。天皇陛下のおうちを「皇室」とお呼びするけれども、皇室はもう千何百年と続く日本でもっとも伝統のあるお家柄です。世界の王室にイギリスやカンボジアやタイやいろいろとあるけれども、それら全部をひっくるめても一番伝統のある君主のおうちは日本の皇室なんです。

 そういうことも李選手の帰化ということと合わせて覚えてくれると良いと思います。

    • 2月1日追記:「帰化」というのはもともとは「君主の徳に帰順、帰服する」という意味なので、国民主権の国家においては別の用語であるべきだという考えもありますが、用語の淵源はともかくとして、現代の法律用語として定着しております。

【上野の杜(もり)】

昨日、バレエ鑑賞にいった上野の杜の風景をご覧にいれます。会場内はバレエ演技中であるなしにかかわらず一切撮影禁止。その変わりに杜(もり)の風景を撮影してきました。

    • きょうは写真が多種多様ですが、うしろに「夏休み生活展」も3つの作品を掲載していますので、さいごまでしっかりご覧願います。

↓ 東京文化会館の大ホールがおさまっている建物です。威風堂々としていますね。 

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↓ その近くに水仙が咲き乱れていました。越前水仙だそうです。ふつうの水仙よりも香りが強いと案内板に書いてありました。 

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↓ 雀(すずめ)がいましたよ。いまや絶滅危惧種といわれる雀ですが、上野の杜にはたくさんいて心強く思いました。頑張れ、雀!お馬が通っても、そこのかなくていいよ(笑)。 

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↓ 上野の杜といえば西郷さん。「おのぼりさん」と思われるだろうなと思いながらもカメラを向けてしまいます。もっとも私は40年前はれっきとした九州からの「おのぼりさん」でした(笑)。 

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↓ バレエ公演が終わって帰る頃は夕方でしたが、木立ちからみえた夕日が見事でした。その下を歩く親子連れがほほえましかった。 

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【夏休み生活展(53)】

作品第90:白鳥の湖

昨日のバレエに合わせて掲載することにしました。

ただしこれは 4年生の作品。実に美しい作品ですよね。努力賞です。

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↑ 舞台の緞帳(どんちょう)が引き上げられている様も丁寧につくってあります。その緞帳がアクセントになっていて、全体を引き締めていますよね。こういう細やかさは物をつくるうえでとても大事。

 こういうのって、日本の職人魂が流れているのだと思います。立派です。

↓ そして、バレリーナは何で作られているかといえば、ティッシュペーパーといったら失礼かなあ、それぐらい薄い紙を縒り(より)合せて作ってあるのです。

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↑ よくご覧ください。頭の向き、顔の表情(表情が分かるでしょ?)など一つ一つ全部ちがいますよね。実に大変な作業です。職人魂だ!努力賞の証だと思います。

作品第91:あんどん

↓ これも4年生の作品。行燈(あんどん)です。昔のランプ。なかにろうそくをたてて灯り(あかり)としました。障子紙などの和紙をまくのは、明かりをやわらかくするためです。

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↓ 拡大してみると「手作り感」がわかります。竹ひごを折り曲げてたばねるのは難しかったでしょうが、きっちりと仕上げてありますね。きょうは職人魂を実感させられる作品がつづきます。

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↓ これは板を積み上げてつくられていますが、板の角度をずらしているのが工夫ですね。なかなかおもしろい構図となりました。

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 実際、明かりがつけられるようになっていましたので、お部屋を暗くしてつけてみました。でも、ろうそくではなく、電球です。

↓ ご覧のとおり、明かりがつくと素晴らしい。つけてみて、日本に住んでいて良かったなあと思う瞬間でした。 ふたつとも実に味わい深いあかりとなっています。

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作品第92:バイオリン

↓ こんどはバイオリン。これも職人魂あふれる作品ですよ。

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これは実際に奏でることはできません。模造品ですが、どうです、本物そっくりですよね。弓も作って添えられていました。この弓で弦(げん)を弾けば美しい音色が出てきそうです。

でも本当に本物そっくりです。これ、なんと一年生の作品です。

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↓ 拡大してみると模造品だということがわかります。しかし、その工夫に恐れ入りますよ。下に二枚拡大写真を載せますので、とくとご覧ください。

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ところで、このバイオリンのそれぞれのパーツは何を材料にしたと思われましたか?

私が思ったのは、本体は木材、上のくるっと丸まったところ(名前を知らないですみません)は、タイヤのゴムのようなもの、弓や弦はゴム紐(ごむひも)などと思ってみていたのですが、ふとみると、ちゃんと材料は何をつかったのか書かれてぶらさげてあるではないですか。

 うん、こういう丁寧さも職人魂ですよ。原材料をしっかりと明らかにする、見上げたものです。

↓ さあ、バイオリンの各パーツとみくらべながら、材料をあてていってください。ただし、私の推測が大いにまちがっていた点は、気にとめずお見逃しのほどを(笑)。

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