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都政ギャラリー展/糸繰り@お蚕体験/マフラー編み/いただきもの

(12月14日校長発)

今日は12月14日、忠臣蔵として語りつがれている赤穂浪士四十七士の吉良邸討ち入りの日です。旧暦(太陰暦)12月14日のことですから、明治時代から使われるようになった新暦(太陽暦)になおせば、1月30日のことだといいます。

ですから、実際の気候にはおよそ一ヶ月半のずれがあります。しんしんと冷えた雪の日の討ち入りだったといいますよね、現代でも12月よりは1月から2月にかけてのほうが冷え込みますので、旧暦12月14日が現代の1月30日のことだったというのは、なるほどとうなずける話です。

でも、忠臣蔵ファンには、この「12月14日」という日付が大事なのですね。12月は音楽ではベートーベンの「第九」、芝居では「忠臣蔵」と相場もきまっておりますので、今宵は大石内蔵助をはじめ赤穂四十七士と吉良上野介をはじめ吉良邸でなくなった護衛の武士をしのぶのも一興でしょう。

( ↑ といいながら、実は、校長が忠臣蔵ファンじゃないのかな?という鋭い突っ込みがあるやに思いますが、その通りです・笑)

まくらが長くなりましたが、そういうわけで12月もあっという間に半分が過ぎました。終業式まで、あと3日。先生たちも通知表(成長のしおり)作成をはじめ、学期末業務にてんやわんやです。

そういう師走のあわただしい中、昨日、うれしいことがありました。

(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)

きょうも昨日にひきつづき、3年生対象の「防犯教室(セーフティ教室)」が実施され、成城警察署、成城防犯協会からおいでいただきました。

その模様は、昨日の4年生「安全マップ作り」、1年生「セーフティ教室」とあわせて、いっしょに後日掲載いたします。

あ、今日の朝刊(毎日新聞)に4年生の安全マップ作り教室が報道されておりました。ちょうど、ある幼児教室の先生方が本校をご訪問されましたので、少し鼻を高くしてご紹介いたしました。

【都政ギャラリー展@世田谷区代表として】

12月3日と6日の記事でちょっとふれましたが、世田谷美術館展(児童展)に出品されたもののなかから9点が東京会場展出品作品に選ばれ、その中の4作品が本校児童のものという光栄をえました。

その作品をご紹介いたしましょう。私の解説はつけません。ちょっとピンぼけに撮れてしまった私の撮影技量をしのいで、それぞれとも、絵に力がありますので、ご堪能ください。

↓ 「亀の息つぎ」 2年Hさん

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↓ 「元気」 3年Mさん

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↓ 「急流であっぱれ!いかだ師さん」 5年Mさん

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↓ 「世界遺産白川郷、夏休みの思い出」 4年M君

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↓ 都政ギャラリーの半景です。いや半分も写っていないな、3分の1ぐらいですね。

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↓ 本校児童4名のものが展示されているエリア。左側部分の右上に、2年Hさんの「亀の息つぎ」が、右側部分の左上に3年Mさんの「元気」がみえますね。MさんM君の、急流下りと白川郷の絵は、三人の親子連れの方の陰にかくれています。

 そういえば、この三人家族さんの会話が聞くともなしに聞こえてきたのですが、実は視線は、本校2年Hさんの「亀の息つぎ」に向かっているのですよ。

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↑ 会話を書き写しても良いかなあ?と我ながらちょっと首をかしげるところもあるのですが、えい、書いちゃいます。

     「この亀さん、とっても上手ね。生きているみたい。」

     「そうだな。」

     「あら、書いた子はまだ2年生じゃないの。頑張ったわねえ。」

     「すごいなあ。」

 聞くともなしに聞こえてきた会話ながら(そりゃそうですよね、お互い行きずりですから、そういう人の会話に聞き耳を立てて聞いたら、それは怪しいことになります)、私はとっても鼻高々になりました。

    •  この「亀の息つぎ」は、都代表として熱海のMOA美術館に代表展示の栄誉を受けました。昨日全校朝会で表彰したのが、その栄誉についての表彰でした。

 この3人家族の方々がそこを去った後、もう一度、本校児童の絵を堪能しようと思って鑑賞していたところ、白川郷を描いたM君とお母さんがちょうど来られて会うことができました。水泳教室に通っているので午後の鑑賞になったとのことでした。私が午後の鑑賞になった理由は・・・・・

【糸繰り@2年生お蚕体験】 

12月10日の記事でふれましたが、写真を本日ご紹介します。

↓ 2年生、長い間をかけて飼ってきたお蚕さん(繭玉)から糸をくる体験に取り組んでいました。 

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↑↓ コップにお湯を入れて、繭玉をひたし、絹糸をゆっくりゆっくり繰り出します。繭玉(まゆだま)が全部一本の糸で巻かれていることを実感するたいへん貴重な体験です。

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↓ かわくと、こんなにつやつや、見事な光沢をもつようになります。絹のあやしい輝きをはなつわけですね。

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繭玉をつくりおえて、成虫として外に出てきた蛾(が)です。卵を産んで天にかえっていきます。これによって、子供たちは、壮絶な命の一生も学ぶことになります。

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↓ 蛾をきらいな方には申し訳ないですが、アップにしてみます。卵がよくおわかりいただけるでしょう。

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【1年生マフラー編み体験】

↓ これも12月10日の記事でふれました。クリスマスカラーのマフラー編み体験です。一番乗りの子が校長室にニコニコ顔で見せにきてくれました。ほんとうは全員を掲載してあげたいところですが、代表して一番乗りの子だけでごめんなさい。

↓ ちょうど本校低学年の体操服の色とコラボしておりますね。とっても長いので二つ折りにして首に巻くことができ、とてもあったかそうです。良いクリスマスを迎えられることでしょう。

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【いただきもの】

↓ 先日は柿をいただきましたが、昨日は、枝つきのみかんをいただきました。

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↑ 晩秋(というか初冬)の風情として、先日の柿とともに校長室テーブルをかざってくれています。お客さんから感心されます。みなさん、ありがとう。

 こうして、いただきものを紹介しているからといって、皆さんに「どんどん持ってきてください」とお願いしているわけではないですから、誤解のないようにお願いします。

↓ といいながら、もうひとつご紹介します。

↓ 「ゆず」をいただきました。とても貴重なゆずですので、玄関口に飾って皆さんにご紹介しています。

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↑↓ 「鬼ゆず」というのだそうです。私も始めて知りました。普通のゆずと比べて、直径が3倍か4倍、体積では10倍ほどもあるとても大きなゆずです。隣の柿と見比べていただくと大きさが実感してもらえると思います。

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本校においでになったお客さんは、カボチャかと思ったとか、夏ミカンかと思ったなどとおっしゃっておいでです。みなさん、本当にありがとうございます。年末、以上の方々のほかにも、陰ひなたとなってささえてくださっている大勢の方々にお礼を申し述べなければなりません。本当にありがとうございます。

 

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