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コメント(ご質問)にお答え

(10月2日校長発)

 10月を迎えました。林間学校を終えたばかりですが、これから音楽発表会に向けて準備が本格化いたします。子供たちも学習と並行しての取り組みであわただしくなりますが、気持ちの切り替えをしっかりしてほしいと思います。

 メリハリをつけた生活の訓練という意味合いも持ちますので、ご家庭におかれても、メリハリをつけるということについて、よろしくご指導いただければ幸甚に存じます。

 さて、9月30日(その3)の記事にコメントを寄せていただきました。先生ブログのご愛読ありがとうございます。

 コメント(↑上をクリックしてください)の中に、ご質問がありますので、本日の「先生ブログ」は、それに対するお答えの記事といたします。ご了解願います。

(↑↓回答の内容は、見出しをクリックしてお読みください)

 

【林間学校に対するご質問へのお答え】

一、 林間学校の荷物の件

  雨中、林間学校へのお出迎えありがとうございました。

  大きな荷物をかかえてのバス乗りこみで、

  混雑に拍車をかけたこと、申し訳なく存じます。

  一般乗客の目線を想像しますと、心が痛みます。

  修学旅行のときのように宅配便利用で身軽にできないだろうかとのご提案をいただきましたので、帰りの荷物の自宅宛宅配については、来年度に向けて検討を進めてまいります。

  ただ、現時点で、校長として思いつく懸案事項が、いくつかございますので記しておきます。

    1.  6年修学旅行の行きのときは、確かに、あらかじめ荷物を現地ホテルに送り、身軽な状態で東京駅集合で、また帰りも自宅へ宅配ということで身軽に帰ることができるようにしております。ただ、その行きの荷物は現地ホテルへ宅配ではなく、出発の何日か前までに学校に持ってきていただき、学校からトラックで現地へ運ぶというようにしております。
    2.  それにくらべて、林間学校は、多学年同時実施でありますので(学校時間割と引率教員の関係で同時実施が望ましい)、多学年分の荷物をまとめて保管できる場所が校内に確保できません。
       したがって、出発時の荷物とりまとめを、修学旅行のときのようにはできかねるところがございます。また宅配で現地ホテルに届けるということも万一の事故で届かなかったとき、児童が現地で混乱することを考えますと、今のように持参のほうが良いかなと考えております。
    3.  しかし、帰りについては上述しましたとおり、検討してまいりたいと考えます。
      その場合、あらかじめ宅配チケットに、ご自宅の住所、氏名等をご記入いただいて、事前に学校にご提出いただくようになるかと存じます。
    4.  そして、その宅配については、1、着払い、2、同じ宅配業者のチケット、という条件がつくことになろうかと思います。
    5.  また、林間学校最終日の朝、宅配業者に宿舎まできてもらって引き渡す手続きにかなりの時間がかかりますので、午前8時半のスタートに間に合わせるために、従来の時間より早い起床が必要になったり、子供たちを急かせる(せかせる)ことになろうかと存じます。
       特に低学年の子供については少々の負担をかけますことをご了解願います。
    6.  では、宅配業者引き渡しを、前日夜のうちに済ませてしまうということに致しましても、子供たちの就寝時間を削るわけにはいきませんので、就寝前の「お楽しみ」イベント等に多少の影響が出てくるのではないかと思います。

   以上の懸案事項を教職員にもはかり、解決する方向で検討してまいりますが、
   現時点では、以上の回答でご理解たまわりたいと存じます。

二、林間学校を7月から9月へ変更した理由

    1.  7月は学期末ということで、個人面談や成績処理、「成長のしおり」(通知表)作成等に多くの時間が割かれ(さかれ)、学校としては最も忙しい時期のひとつです。
    2.  しかも、ここ数年、新入学児童募集の個別相談会も7月に開かなければならなくなっていることから、かつてと比べて教員はいっそう多忙をきわめるようになっております。
    3.  それに加えて林間学校の準備実施を進めなければならないということで、近年、7月は、教員が体調を崩しやすくなっているという事情が発生しておりました。
    4.  そういうことから、前校長のときに、学期末業務の精選に取り組んだわけでございます。
       すぐにおわかりいただけることと存じますが、上述の事項のうち、林間学校以外の学期末業務をはずすことはできません。
       それで、林間学校を別の時期にずらした(といっても9月にしかずらせないのですが)というわけでございます。
    5.  その結果、本年度9月実施により、一学期末業務に専念することができ、「成長のしおり」も充実させることができたと思っております。
    6.  また、これは9月実施にしたことの付随事項でございますが、今回の9月林間学校においては、どの見学施設、体験施設も私どもの学校の「貸切」状態のところが多く、ゆったりとした中で諸イベントを遂行することができました。 
       若干は想定しておったところなのですが、思っていた以上の成果でございました。
       一学期末から夏休みにかけては、授業がないため、どの学校も林間学校や修学旅行を入れがちです。本校も昨年までそうであったわけですが、そのために、昨年までは他校や一般客をふくめた大混雑のなかで汲々(きゅうきゅう)とした実施状況でした。
       それにひきかえ、本年のゆったりした状態から、9月実施にして良かったというのが、担任たちの感想でありました。

   ※以上のような理由でございますが、

    ひとり5年生だけは臨海学校でございますので、

    9月実施にするわけにはいかず、7月実施で担任に頑張ってもらっております。

 以上、お答えといたします。

 一については、とりあえずのご回答で申し訳なく思いますが、どうぞご理解のほど
お願い申し上げます。

長文になりました。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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