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夏を制す者が勝つ&三つの「あ」@終業式

(7月22日校長発)

本日で一学期も終業です。

明日からはお待ちかねの夏休み。

しかし、夏休みは「単なる休み」にしてしまったら大変もったいない「休み期間」です。

有効な活用が望まれます。

終業式では、そのようなお話をいたしました。続きをお読みください。

(続きは、↑↓見出しをクリックして進んでください)

※21日の下学年のお楽しみ教室の模様は、後日にまわします。

終業式が始まる前、全校児童が入場し終えるまで、都市大グループの学園歌(平成21年制定:岩代太郎作詞作曲)を流しました。始業式でも流します。小学生には難しいフレーズも多くありますが、大変素晴らしい歌です。だんだんと覚えてほしいと思います。

次をクリックすると歌詞とメロディを聞くことができます。

東京都市大学グループ学園歌

 

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さて終業式で全校児童に伝えた内容は次のことです。

【生活指導】

生活設計部長の滝澤先生より夏休み中の生活について、次のような注意がありました。

  • 計画的な一日を送ること。夏休みだからといって10時頃起きるようなだらだらした毎日を送っていると、9月に学校が始まってから、大変な思いをしますよ。勉強の時間、休みの時間、食事の時間など計画をしっかりたてて過ごしてください。
  • 夏を過ごすときに、特に気をつけなければならないのが「熱中症」という病気です。暑さのために体から水分がどんどん抜けて、体に熱がたまって起きる病気です。一年間のなかで7月がもっとも多く、次いで8月にかかる人が多い病気です。三番目に多いのが6月ですが、7月と8月の熱中症にかかる人は6月の10倍以上にもなります。それぐらい、夏は熱中症に気をつけなければならないということです。水分をしっかりとるようにしてください。戸外にいるときはもちろん、家の中でも油断してはいけません。

お話の区切り区切りで滝澤先生が「いいですか」とか「わかりましたか」と尋ねるのに対して、元気な大きな声で(本当に元気な声です)、「はい」という返事がアリーナにこだましました。とてもさわやかな気持ちになります。

【校長のお話】

 

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おはようございます。

ついこのまえ、新しい年度を迎え、みんな一つずつ上級生になったと思ったら、もう一学期を終える日を迎えました。

一年生と私は、4月に本校にきたばかりですが、あっという間の4か月でしたね。

一年生も本当にたくましくなりました。
一年生が一生懸命頑張ったためですが、5年生が毎日毎日お世話してくれたおかげです。
また6年生が最上級生として模範を見せ続けてくれたおかげだと思います。

ここに私からも5年生、6年生を中心とする上級生の皆さんに感謝を申し述べておきます。ありがとう。

さて、明日から待ちに待った夏休みですね。

皆さんに二つのことをお話しておきます。

≪夏を制す者が勝つ≫

6年生は、受験勉強で大変だと思います。子供の時から過酷なことでかわいそうかなと思う瞬間もなくはないですが、過酷だといって、率直に申せば「そのとおり」です。負けないでくださいね。将来の夢に向かって、今、がんばるときです。

大学受験や高校受験では、「夏を制する者が受験を制する」という言葉があります。
はっきりいえば、「夏を制する者が勝つ」ということです。
長い夏休みを、暑さに負けないで、有効に活用した人が受験に成功するという言葉です。

これは、中学受験でも同じだと思います。
長い夏休みです、計画的に時間をたてて、有効に活用してください。

「30分ぐらいはいいや」と考えて、一日30分勉強を怠けると2日で1時間、夏休みはおよそ40日ですから、終わったときには20時間の差がつきます。20時間の差は大変大きいです。まだ計画を立てていない人は、すぐ計画を立てて、有効に活用するんですよ。

≪三つの「あ」≫

さて、一年生に入学式で話したことなのですが、皆さん全員の前で、もう一度繰り返しておきます。

それは、 「三つの【あ】」ということが大事だということです。

立派な大人になるためには絶対に守らなければならない、とても大事なことです。

三つの「あ」とは、

(1)あいさつ
(2)あさごはん
(3)あそぶ

この三つができる子は逞しく成長します。

夏休み中も、この三つを頭に入れて過ごしてください。

最後の「あそぶ」について少し話しておきます。6年生には「夏が勝負だから勉強しろ」と言いながら、「あそぶ」が大事だなんておかしいと思う人がいるかもしれません。

そういうことを言いたいのではありません。

皆さん、都市大の子供は勉強をしっかりやる子ばかりです。でも勉強というものは集中力が一番大事です。集中力が欠けてきたら、思い切って息を抜く。15分でも20分でも良い。そして、また勉強に集中する。

「よく学びよく遊べ」と昔から言いました。両方うまくバランスをとれる子供が、大人になってリーダーに育ちます。

要は、夏休みだからといってだらだらしないで、メリハリをつけてけじめのある一日を過ごしなさいということです。

それでは、みんな、病気やけがをすることなく夏休みを過ごして、9月1日には元気よく全員でここに顔をそろえましょう。

 

それから、今日は、「成長のしおり」をはじめ、担任の先生からいろいろと渡されると思います。おうちの人にしっかりと渡して、どんなことが書いてあるのか、教えてもらってください。

終わります。

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