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世田谷区弦巻5丁目「区道」の高濃度放射能汚染について
昨日から今日にかけて標題の件が報道されております。それによると最大値2.70マイ
クロシーベルトで、これは1日のうち屋外で8時間、木造屋内で16時間過ごしたとして、
1日の被曝量は38マイクロシーベルト、年間で14ミリシーベルトとなる計算です。国が避
難の基準としている年間20ミリシーベルトは下回っておりますが、本校所在地の世田谷区
のことですので、本校在籍児童のご家庭ならびに受験生ご家庭、また本校に関心を持たれ
ているご家庭におかれては大変ご心配のことと拝察いたします。
本件に関して、本校は、下記の理解のもとに以下のように対応してまいりますので、こ
れまでに引き続き、ご理解ご協力をお願い申し上げます。
記
1、東京都庁における放射線量計測値(1時間単位)はこの間、最大値、平均値ともに
0.06マイクロシーベルト未満で安定しており、年間換算値にして国内法及び世界標準
の1ミリシーベルト未満を十分にみたしております。
2、本校児童のご家庭で世田谷区弦巻5丁目付近在住ご家庭が数軒ありますが、問題の区
道を通らなければ安全は確保できる状況にあります。
3、本校児童の主な通学路である成城学園前駅から本校まで、二子玉川駅から本校まで、
その他の路線バスおよび徒歩にて通学してくる児童のいずれの通学路も、問題の区道
エリアから遠く離れております。
4、問題の区道エリア地域における体験学習や移動教室は本校の教育計画に組み入れてお
りません。
5、給食の食材については東北以外の産地(九州、四国、中国、関西、甲信越、東京、埼
玉の諸地方)のものを使用していることを業者から確認しております。
6、10月15日に、本校をふくむ東京都市大学グループ各校において放射線量の計測を実施
致します。
7、本日、「放射線量とこどもの健康に関する研修会」に校長が参加し学習致します。
8、本校独自調査ならびに問題の区道高濃度汚染に関する世田谷区の原因究明および広範
囲の放射線量調査の結果については、随時、ホームページ等でお知らせしてまいりま
す。
したがって、本校教育は通常通り継続してまいりますので、今後とも、年間教育計画に
もとづいて児童を通学させていただきたくお願い申し上げます。
また、受験生のご家庭、本校にご関心をお持ちのご家庭におかれても、本校をご信頼い
ただき、お子様を受験させていただきたく存じます。
以上