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〇本日の「感謝のつどい」を延期しました。東京「新規感染者」連日の過去最高更新

(校長発:令和2年11月19日木曜) 曇り

一週間ぶりのブログです。「一週間のご無沙汰でした。」・・・私どもの年齢から上の世代には、毎週日曜日のお昼にテレビ画面に現れる玉置弘さんのセリフとしてとても懐かしいものです。一週間ぶりと自分で書いて、玉置弘さんを思い出しました。(玉置さんは日曜お昼のNHK歌謡ショーの司会者・アナウンサー)

昨日493人、本日534人・・・都内の新規感染者の数です。昨日も過去最高更新、今日も過去最高更新、それもとんでもない数字による更新です。昨日の情報を受けて、本日予定していました「感謝のつどい」を延期致しました。「感謝のつどい」では、学校のご近所や次太夫堀公園の清掃活動をしますが、二学年ずつペアを組んで(つまり160人)行動しますので、青空の下とはいえ、密な状態で一斉活動となります。それを避けるために、緊急に延期を決めました。
ご了承願いたいと思います。

ただ、昨日今日のような「とんでもない」数字に出会ったとき大事なのは、恐怖に駆られたり、不安感におののいたりするのではなく、「原点にかえる」ことだと思っております。

昨夜、医師会長さんが「コロナを甘くみないでください。」とおっしゃいましたが、それも「原点にかえれ」という趣旨だと思います。
原点にかえるとは何か?感染対策を正しく綿密におこなうということです。

・・・・・原点とは、 3密を避ける、 どうしても集合しなければならないところではソーシャルディスタンスをとる、  いつでもどこでもマスクをする、  手指の消毒や手洗いを細目におこなう、  洗っていない(消毒していない)手で顔をさわらない、  大声で話さない、  マスクをしていても話すときは1メートルの間隔をとる、・・・・・等のことが感染防止対策の「原点」です。 

また、新型コロナの場合、これまでの疫学的診療の結果から、
・・・・・子どもから子どもへの感染はほぼない、  子どもの重症化リスクもほぼない、 などのことも分かっています。 

冬になると、寒くなるだけでなく大気が乾燥し、湿度があれば飛沫が水分にぶつかって重くなりすぐに下に落ちるのに、乾燥していると ぶつかる水分が少ないので、飛沫が下に落ちないだけでなく遠くまで飛ぶということで、冬になるとウイルス感染症がはびこるのだと言います。いま、新型コロナが過去最高を更新しているのも、大気乾燥も理由の一つです。
であれば、なおさらのこと、正しく対策を取る必要があります。

危機管理の原点・・・「相手の正体を知り、正しく恐れる」というのがありますが、新型コロナに対しても「正しく恐れる」が大切で、正しくこわがって正しく対策をとれば、感染から限りなく子どもたちや我が身を守れるということですので、これからも頑張ってまいりましょう。

 ↓ 東京都ホームページ提供グラフです。赤いグラフは今日の数字を私が入れました。

右側のグラフにPCR検査数と陽性率(ともに一週間平均)が示されています。PCR検査数は増えてきておりますが、陽性者率は比例して増えてはおりません。この陽性者率が高まらないことや重症者が増えないことがカギです。感染対策をしっかりとって過ごしましょう。

本日の記事は以上です。

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