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○11月28日全校朝会/読書感想文の表彰式
○明日より今週末までブログ休載します。

(校長発:平成28年11月29日火曜) 晴れ


 今週末にかけて、全国校長研修会で仙台に行きます。大川小学校も視察研修してまいります。

 そういうことで明日からのブログを休載させていただきます。

(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧下さい)

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【11月28日全校朝会/読書感想文の表彰式】

 写真を保存するときに、手違いから全消去してしまいました。 そのため、フラッシュ動画を掲載することができません。 読書感想文の表彰式を行ったのに、大変申し訳ないことです。 おわび致します。

私のお話では、先日ニュースになった「あるスケートリンク」の話題から「良いと思ったことでも、世間様が見たら、とんでもなく悪いことに写ることがある」ということを話しました。

 あるスケートリンクが、スケーターが海上をすべっている感覚になって喜んでもらおうと、魚をリンクの下に埋め込んで、上から透き通って見えるように演出したそうです。

 いくら死んでいる魚を埋め込んだといっても、生き物をリンクに埋めて、その上を子供をふくめ人々に滑走してもらおうというのは、あまりに残酷なことではないか。 魚や生き物に対する感謝の念がない仕業ではないか。 という批判が巻き起こり、そのリンクは早々に中止に追い込まれたというニュースです。

 このスケートリンクの担当者は、「人々がきっと喜んでくれるだろう」と善意の固まりから発想し、実行した企画だったと思います。生きた魚を生き埋めにするのではないから、レプリカを埋めるのと同じだと思ったに違いありません。

 しかし、世の中は「自分が良いと思ったことが世間様に通るとは限らない」わけです。むしろ、自分が良いと思ったことが人様には悪いことに写ることがあるという好例でした。

 「自分は良いと思ったからやったんです」と言って口答えする子がいますが、それは通らないことがあるということ、先生やお友達から指摘されたら自分を振り返ること、自分は良いと思ったのだけれども本当は悪いことだったんではないかと反省できる力を持つことが大切です。

 大要、以上のお話しをいたしました。

 ついでに書いておきますが、「悪魔の道は善意で敷き詰められている」という言葉が古くからあります。悪魔に通じる道は決して悪意で造られるのではない。人々の純真な善意ばかりで作られているのだ。人々が「良かれ」と思ってやっていることが、いつのまにか悪魔に通じてしまっているのだというような意味だと思っていますが、極端なところでは戦争はお互いが正義の旗をふりかざして起きます。

 人々を何百万人も虐殺するような恐ろしい所行も、それを行う人にとっては、あるいはそれを手伝う人は「善意」に突き動かされていることがあるのは歴史が証明しています。

 ここでの歴史の教訓は、善意と思っているのは単なる「思い込み」に過ぎなく、または、強烈な自負心や自惚れ(うぬぼれ)でしかないということです。 その手は実際には人々を苦しめる道でありました。 お互いに気をつけたいものです。


児童会からお知らせ

 先日、突然、雪が降りましたね。 11月の雪は50年以上もなかったそうです。
 これからたくさん雨なども降るかもしれないので、校内の過ごし方を気をつけましょう。

 今週末は12月に入ります。寒くなってきました。風邪をひかず体調管理に気をつけましょう。
 ジャージなどを着て健康に気をつけましょう。

   本日の記事は以上です。

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