都市大付属小では安全災害対策として設備や備品の充実化を推進しています。
また、子どもたちが慌てず落ち着いて行動できるよう
“強い心づくり”にも力をいれています。
PASMOを利用した登下校通知メールサービスの配信
子どもたちを守る安全対策の一つとして、PASMOを利用したセキュリティシステムを導入しています。これは学校の玄関にICカード読み取り機を設置し、子どもたちが登下校時に「PASMO」をかざすと「おはよう」や「さようなら」という挨拶が発せられ、同時に保護者のスマートフォンや携帯電話に通過情報メールが送信されるというシステムです。
スクールバス
スクールバスは登下校ともに1年生を最優先として、学校と二子玉川駅の間を運行しています。登校時は7:40に二子玉川駅を出発し、8:05ごろ学校到着。下校時は1年生の下校時刻にあわせて1便目が学校を出発。その後15:30ごろ2便目が運行されています。
下校指導の徹底/警備員による見回りと立哨
担任が毎日必ずバス停まで子どもたちを送っていきます。その際に安全指導やマナー指導もあわせて行っています。また、警備員による定期的な見回り、登下校時の誘導も行っています。
安全教育の実施
自分の身は自分で守り、いざという時落ち着いて行動できる強い心を持てるよう指導しています。
- ●成城警察による交通安全教室 ●セーフティー教室 ●年6回の避難訓練(火災・地震)
- ●方面別交流会 ●全校引き取り訓練 ●不審者対策訓練
■ 緊急連絡システム
緊急時や早急に保護者に連絡をしたい時に一斉メール配信をするシステムです。各家庭で登録していただいたアドレスにすみやかにメールで連絡することができます。
■ 安全マニュアルの携帯
登下校の際、地震や火災にあったらどのように行動すればよいか、また、おうちの方との待ち合わせ場所などが書かれた安全マニュアルをランドセルの中に携帯しています。
■ 安全マニュアルの作成
保護者用の安全マニュアルも作成しています。防災編・防犯編・交通編から成り、家庭での安全指導にも役立ててもらっています。
登下校時の緊急避難校ネットワーク
■ 東京の私立学校は、震災時に協力して子どもたちの安全を守ります
登下校の時間帯に震災が発生し、首都圏の交通機関がストップするような状況でも、所在不明の生徒を出さないように私立学校間で協力し合います。
具体的には、登下校中に大きな地震が起きて、電車やバスが止まり、学校や自宅にたどり着けなくなった場合、「近くにある東京の私立小・中・高校に避難することができます」。また、避難した児童・生徒の所在と安否を私立学校間の専用Webシステムを利用して在籍校に連絡します。
緊急時の対策
■ 都市大グループ力
緊急時、本校に隣接する都市大付属中高と連携した対応ができます。
都市大原子力安全工学科とも連絡をとり放射線被害に関する正確な情報を得られます。
■ 強力な発信力
「保護者一斉メール」、「先生ブログ」を有機的かつ縦横無尽に活用して、学校の決定事項だけでなく考え方も伝えることで保護者の安心感と信頼感を強めます。
■ 保護者のネットワーク
父母の会による保護者同士の強いネットワークによる、情報交換や教訓の共有、児童の心のケアを図ります。
■ 危機管理の力
登下校確認のセキュリティシステムや登下校通知メールサービス、登下校指導、年間カリキュラムにおけるセーフティー教室等、従来から都市大付属小として培ってきた安全教育、危機管理意識の醸成が、震災対応でも力を発揮します。
■ 教職員の行動力
迅速な判断と児童第一に考える決断力、決定事項を遂行する集中力と結束力があります。