〇6年4年2年(ともに女子)分散登校 〇1年女子/男子3年女子のお便りや作品 〇首都圏と北海道も緊急事態宣言解除 〇SNS利用の光と影
(校長発:令和2年5月25日月曜) 晴れ
「eboardホームスクール」でお勉強に取り組んでください。余力のある子は上の学年の授業にも、ダメ元でチャレンジしてみましょう。
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「eboardホームスクール」
※本校も契約している「日本教育新聞」のwebサイトで紹介されていて、学校についてはリンクフリーのサイトです。
本日午後、残っていた首都圏と北海道の緊急事態宣言も解除されました。感染拡大防止策などの油断禁物状態は続きますが、学校再開をふくめて社会が広く動き出します。 自粛で経済的に追い詰められている人々に一刻もはやく落ち着いた生活がもどるよう祈ります。
本校では5月いっぱいは今のまま短時間の分散登校を続け、6月に入ってから学校再開としたいと思いますが、6月学校再開しても分散登校にしたいと思っております。6月は、今の分散登校より幅を広げますが、その広げ方についても、段階を追って広げる方法をとりたいと思っています。
完全通常登校にするのは、7月からにすることを検討しています。 確実な詳細連絡は、明日(26日火曜)、一斉メール配信等でお伝えしますので、明日の情報配信でご確認願います。
【1年女子/男子3年女子のお便りや作品】
今日も3件のお便りや作品が届けられました。
一つのスライドショーにしてご覧に入れます。
担任の先生に励ましのお便りは、担任として頑張ろうという気持ちが湧いてきますので、とてもありがたいことです。本ブログで紹介されるのをご遠慮したいと申し出られる方もいますので、紹介しているのがすべてではないのですが、本当にありがとうございます。
1年生女子は、色をつかってお絵かきするのが大好きだそうで、「あいうえお いろのうた」を作って色塗りもして送ってくれました。
あおいろ あかいろ あいうえお
かきのき かきいろ かきくけこ
さびいろ さくら さしすせそ
たなばた たけいろ たちつてと
なついろ なないろ なにぬねの
はないろ はいいろ はひふへほ
まっちゃ まぜんだ まみむめも
やまぶき やなぎ やいゆえよ
らくだ らべんだ らりるれろ
わかば わかくさ わいうえを ん
・・・・・・とても良くできていますね。品の良いことばが並んで、リズム感もあって良い歌に仕上がっています。
1年生男子は、お母さんの姿を野菜の絵を添えて書いてくれました。1年動画授業配信で教わった技法をつかって描いてあります。母の日のプレゼントでもあったのかもしれません。
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2020休校期間-3年女子-1年女子-1年男子より.mp4
【SNS利用の光と影】
これは時事問題になりますが、書かずにはいられません。女子プロレスラーの木村花さんが亡くなりました。死因は報じられていませんが、Twitterに残された最後のつぶやきを読んで、いたたまれない思いになります。
木村花さんは、自分が出ているNetflix配信「番組」での言動について、4月以降、Twitterで誹謗中傷のことばを浴びていたといいます。膨大な量にのぼるそうですね。SNSはとても便利なもので現代情報化社会において無くてはならないものになっていますが、便利なツールには必ず「光と影」がつきまといます。
自動車がこの世にあらわれてから200年ほどになるにもかかわらず、自動車は使い道をあやまると危険なものに転じるものだということに変化はありません。便利なツールは「影」の部分があることをよく認識して、その影が表に出ないように使いこなさなければならないわけです。
インターネットの世界が一般人にも広く利用できるようになってから、まだ高々30年にもなりません。ですから「影」の部分は自動車と比較にならないぐらい大きいと思っておかなければなりません。
特にここ十年急成長したSNSの世界は、使い道をあやまると大きなトラブルを引き起こします。匿名でどんなことでも書き込めるところでは、トラブルや悲劇があとをたちません。
今回の木村花さんの件も象徴的な悲劇で、誹謗中傷を受けてから亡くなるまでの苦しい思いやご遺族のお気持ちを想像すると言葉に詰まります。木村花さんの言動については、「番組」だから、作られた世界のなかで虚像を演じていたということは容易に想像がつくはずです。判断力や読解力(リテラシー)のない人が誹謗中傷を繰り返したのでしょうか。
もっとも、相手が仮に悪くても、意見を伝えることは許されても、誹謗中傷の言葉は使ってはいけないわけです。 匿名でなくても、LINEグループ内における心無い言葉遣いやグループの仲間をみんなで狙い撃ちにして一人を追い詰めるという話は、あちこちで、よくききます。
「仲間内で人の悪口を言うのはストレス発散になるから仕方ないことだ」ということを平気で口にする人がいますが、そういう人は自分がそのターゲットになったときのことを考えないのでしょう。
あるいは、自分がやられた経験があるから、やられる人も我慢すべきだと思っているのでしょうか。とんでもない間違いです。
本校では、5年生のセーフティ教室で、SNSやメール等で使ってはならない言葉や誤解を招く表現について教育しておりますが、もっともっとその教育を強めなければならない思いがしています。
※匿名だから安全だろうと思って投稿したりすると、インターネットの世界は、調査のしようでどのようにも追跡できるから、思いこんだことをすぐに不用意に投稿しない方が良いと聞きますが、今回の木村花さんを誹謗中傷した人物の多くが自分のTwitter書き込みやアカウントを削除しているそうですね。これもリテラシー不足によるものです。
本日の記事は以上です。
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