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新たな「旅立ちの日に」向けて有終の美を

(2月7日校長発)

    • きょうは午後出張です。大急ぎで先生ブログをしたため早いうちにアップします。誤字等ありましたら後日訂正ということでご勘弁ください。夏休み生活展(58)作品掲載はお休みします。

今朝の気温は5℃。立春を過ぎてから空気がやわらいできました。

今朝の朝会でも子供たちに話しましたが、暦というものはよく作られているものだなあと思います。

必ずしもそのとおりにはいかないことはありますが、立春をすぎるとそれまでの厳寒がぐんとやわらぐ。一週間前が氷点下だったことを考えると、文字通り、「立春」という暦の節目に感心させられます。

昔の人は、よく観察して一年を二十四に区切った「二十四節気」というものを私たちに残してくれているものだと感謝の気持ちをあらたにいたしますね。

(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)

【全校朝会】

↓ 児童会役員からのお話。インフルエンザ風邪予防のことを話してくれました。来週は6年生はスキー教室、下級生は計算力大会、学力検査と大事な行事がありますので、健康管理に気をつけましょうと呼びかけてくれました。 

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↓ 続けて、滝澤先生より、Gバス(都市大総合グラウンドバスの略称)についてご説明がありました。二子玉川駅までの増便の件です。路線バスの混雑を少しでも緩和することができるようご利用ください。

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 静かに話をきく子供たち。

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子供たちの写真、記事の終わりにも掲載しておりますのでご覧ください。 

【有終の美へ向けて@校長の話】

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今朝の全校朝会では、2月4日記事にリンクをはった「旅立ちの日に」という歌を流し、以下のようなお話も添えました。

実は、この「旅立ちの日に」を作詞なさった方が、二週間前の1月20日にお亡くなりになりました。

小嶋登先生とおっしゃいます。享年八十でした。

小嶋登先生は、教職の仕上げに、埼玉県秩父市立影森中学校の校長をなさいましたが、万感の思いをこめて同中学校の卒業生に贈られた歌が「旅立ちの日に」です。曲は同校の音楽の先生だった坂本浩美先生。

小嶋先生赴任当時の影森中学校には、すこしすさんだ気持ちの子もいたといいます。その子供たちを厳しくも愛情深く、すさんだ気持ちだった子も立ち直らせてみんなを立派に卒業まで育てあげるのにリーダーシップを発揮されたのが小嶋校長先生でした。

この校長先生に、音楽担当の坂本浩美先生が「卒業生に贈る歌」を作詞してほしいとたのみ、坂本先生が曲をつけて、1991年(平成3年)の卒業式ではじめて披露した歌だといいます。

このように、「旅立ちの日に」は、歌ができあがったストーリー自体が感動的です。

できてからまだ20年しかたっていない歌ですが、わずかな期間に全国の中学校に広まり、いまや小学校にまでおりて多くの小中卒業式で歌われています。

この歌を私が知ったのは、5年前のこと。学校教員でありながら知るのが遅かったことは不覚だったと思っておりますが、はじめて聞いたときに、その素晴らしい歌曲に大変感動したことを覚えています。

だんだん小学校でも歌われるようになったとはいえ、中学校で唄われるよりはすくなかった。それをこの付属小学校卒業式で6年生が歌っているのを知ったとき、さすがは都市大小学校(東横小学校)だと思ったものです。

6年生は先週、中学受験週間で緊張の一週間だったわけですが、それが明けて、あと四十日ほどすると卒業式を迎え、この「旅立ちの日に」を歌って巣立っていきます。

言うまでもなく、卒業式は単に終わるのではなく、新たな旅立ちを意味します。

新たな旅立ちをするときに大事なことは、区切りとしてしっかりけじめつけることです。この都市大小学校での6年間に立派な締めくくりをつけることです。

「終わりよければすべて良し」という言葉があります。「スタートが良ければ半分は成功したようなものだ」という言葉もあって、スタートも大変大事なのですが、それは半分です。

やっぱり一番大事なのは終わりであって、スタートにつまづいても終わりが良ければ、それまでの失敗、苦難のすべてをふくめて成功ストーリの一つになるというわけです。

そういう終わりを立派に結んで、次のあらたな旅立ちに向かうことを「有終の美を飾る」といいます。

    • 朝会では話しもらしましたが、「卒業」=「あらたな旅立ち」は、竹でいえば節目。節目を太くすることが「有終の美を飾る」ということです。節目がしっかりした竹とそうでない竹では伸び方に差が出ます。

6年生にはぜひとも「有終の美」をかざって卒業してほしいと思います。あとおおよそ40日間、担任の先生のご指導、本校の全先生、事務の皆さんのご指導を最後まで守って、己をもう一回り成長させて卒業式を迎えてほしいと思います。

そういう気持ちをつくってもらうために、卒業式でうたう「旅立ちの日に」を本日きいてもらいました。

1年生、2年生、3年生は卒業式には出られないけれども、6年生がこういう気持ちをもって卒業してゆくことを知っておいてほしいと思います。

そして、もうひとつとっても大事なことがあります。

今年も、この「旅立ちの日に」が、全国の卒業式で歌われるわけだけど、それは、作詞者の小嶋登先生が亡くなってはじめての卒業式歌になるということです。

卒業式では、教職員、御家族、大勢の方々に感謝の気持ちをもって巣立つことが大事ですが、今年は特に、小嶋登先生とおっしゃるこの素晴らしい歌を全国の子供たちにプレゼントしてくださった尊い先生に感謝する気持ちももって歌ってほしいと思います。

末筆ですが、小嶋登先生のご冥福をお祈り申し上げます。

  合掌

【児童の写真(つづき)】

後ろに座っている6年生の姿が小さくて申し訳ないです。

以下、一つ一つキャプション(説明文)をつけませんが、とても良い表情をして話手に目を向け耳を傾けている姿がすばらしいですね。お互いに、ほかの人の表情にも学びましょうね。

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