東京都市大学付属中学校・高等学校等々力中学校・高等学校塩尻高等学校|付属小学校|二子幼稚園五島育英会

Ann作「さきちゃんのなぞ」(その1)@児童作品 & 夏休み作品展(2)

(9月22日校長発)

本日、長い職員朝礼の日。自主的に朝の会や朝自習をする教室を巡回しました。

今日の「静か大賞」は、2桐、4桜、5桐、6桐の4クラスです。

さて、きょうは児童がつくった絵本をご紹介します。9月10日の先生ブログで「心の宝」を掲載したとき、5年生のAWさんが自作の絵本をもってきてくれたことを紹介しましたが、その絵本です。全部で三作あります。しかも一つ一つが実にていねいに語られていて本格的な作品になっています。

昨日から「夏休み作品展」を掲載し始めましたが、都市大小は多彩な才能の持ち主だらけのようです。目にとまったものはできるかぎり先生ブログで顕彰していきたいと思います。

今回の作品の掲載についてAWさんに許可をもらいましたので、全部ご紹介したいと思います。

ただし、ひとつの作品でも4回か5回に分けて掲載しなければ、先生ブログがパンクします。ですから分けていきますが(それで今日が(その1))、それでも、夏休み作品展やそのほかの学校行事の記事をぬいながらの掲載になりますので、全作掲載は、かなり長期間にわたるだろうと思います。

新聞連載のような気持ちでお読みください。

(続きは、↑↓見出しをクリックしてご覧ください)

ではご紹介しますが、読み始めは、ありがちなストーリーかなと思わさせられても、その後、実に奇想天外な結末を迎えます。また、筆力があります。接続語などの文法だけでなく、言い回しから文の構成、ストーリーのつなぎかた、これが5年生かと舌を巻くところも随所にあります。絵といっしょにお楽しみください。原本は三枚目の写真のように、見開きの左が絵ページ、右が文章ページというように作られています。

    ※筆名を「Ann」としたのは、私の独断です。おゆるしください。

【絵本「さきちゃんのなぞ」(1) by Annさん】

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夏休みさいごの日、でもまだ、さきちゃんは、自由研究しか終わっていませんでした。お母さんに見つかったらたいへんです。きっと、

「まだ、さく文と日記と算数と国語のドリルがのこっているじゃない。しかもドリルは、26ページもあるし、どうするの」

とガミガミおこるだろうし、弟のあつしだって

「もう、ぼく宿題終わったよ」

と、からかってくるにちがいありません。手を動かしても日記と算数のドリルしか終わりっこありません。さきちゃんは考えました。

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(明日ずる休みしようかなあ、それとも・・・どうしよ・・・まほうが使えたらなー)

その時言った一言がすごい事件をまきおこすのでした。その夜けっきょく日記と算数ドリルしか終わりませんでした。

 

(明日は、早いから早くねよう)

と思いねようと思いました。でも、なかなかねむれませんでした。

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すると、神様があらわれて言いました。

「あなた、すごくなやんでいるので、どうしてなやんでいるの」

と、さきちゃんは、すぐに理由を言いました。すると神様が言いました。

「一つおねがいをかなえてあげる。なにがいい?」

と、たずねました。すると、さきは、

「まほうが使いたい。」

と言いました。すると神様は、笑顔で消えていきました。

さきちゃんが朝起きました。

「宿題を終わらせないと」

と言い走ってつくえの前にきました。すると、さく文と国語のドリルが終わっていました。それから手紙がおいてありました。手紙には、

「このことひみつ」

と書かれてありました。時計を見ると三十分もいつもより先に起きていました。そして、さきちゃんはふと思いだしました。

(そうだ、まほうが使えるんだ。)

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さきは、すぐにキッチンに行き、まほうを使ってりょう理をしました。お母さんが、においにつられて起きてきました。すると、そこには、ハムエッグが四つきっちりとできていました。

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「だれがいったい作ったのかしら。」

と言い、キッチンをのぞくとコーヒーにミルクをそそぐさきが見えました。お母さんは、ほかの場所に自分とさきいがいに起きている人をさがしました。でも、だれもいませんでした。もう一回キッチンに行くと笑顔でさきが立っていました。(24日につづく)

【夏休み作品展(2)】

第4作:太陽系惑星の模型

↓ 1、「すいきんちかもくどってんかいめい」・・・ある期間によっては2、「すいきんちかもくどってんめいかい」となったり、いまは冥王星(めいおうせい)が準惑星と定義されたため、今は、3、「すいきんちかもくどってんかい」ですね。

↓ 現在の定義によって並べた太陽系惑星模型です。

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小さな惑星から大きなガス惑星までひとつひとつしっかり作っています。水の惑星、わが地球も丁寧に緑の大地、白い雲と氷、青い海洋も丁寧に書きこんでいるところがさすがです。

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↓ 巨大なガス惑星の木星と土星、そして美しい輪を持つ土星と天王星も輪を鉄棒でささえて作ってあります。

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↓ 天王星は自転軸がほかの惑星とちがって、ほとんど横倒しですから、自転軸に直角になる輪も土星と比べれば、ほとんど縦にみえるというような細かな点にも気をくばって作ってあるのが、「良い仕事していますねえ」。

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↓ その天王星の輪を横から見えるように撮ってみました。

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本日の作品は以上ひとつだけです。この惑星モデル、入選はしませんでしたが、大作のうえに細かな工夫をこらしてあり、堂々とした出品でした。惜しむらくは、太陽からの実際の距離をあらわした直線を枠の底板に張り付けておくとなお良かったかもしれません。 

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